中原 『基礎から学ぶ統計学』
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基礎から学ぶ統計学 - 羊土社
序章 はじめに
1. 統計学の必要性
2. 散らばり(バラツキ)
3. 基本的な用語と概念
①観測値と標本
②母集団
③統計学の目的
④統計学の理論を支える土台
⑤単純無作為標本
4. 本書の2本柱
①平均の比較
②2変数の関係
5. 検定統計量
第Ⅰ部 統計的仮説検定の論理
1章 検定の論理(二項検定を教材として)
1. 例題1:B薬はA薬より有効か?
①例題1.1:18人に効果がある場合
②例題1.2:14人に効果がある場合
③例題の解答
2. 二項分布
①二項係数 nCx
②コブ斜面を降りる
③ゴール2へ降りる確率
④二項分布
⑤二項分布の応用
3. 期待値 E[X]
4. 練習問題 A
5. 二項検定
①STEP1:帰無仮説H0と対立仮説HA
②STEP2:検定統計量
③STEP3:帰無分布
④二項分布の特徴
⑤STEP4:棄却域と有意水準
⑥STEP5:有意差の有無の判断
6. 検定の論理(まとめ)
7. 練習問題 B
2章 検定統計量(Wilcoxon-Mann-Whitney検定を教材として)
1. 例題2:肥料Aと肥料Bの収量に差はあるか?
①栽培実験
②基本的な用語と記号
2. WMW検定の目的
①2つの母集団
②2つの標本
③2つの可能性
3. 検定統計量
4. WMW検定の手順
①帰無仮説H0と対立仮説HA
②ノンパラメトリック統計
③WMW検定の手順
④STEP1:検定統計量Uの計算
⑤Uの定義
⑥STEP 2:Uの臨界値U0.05
⑦STEP3:有意差の有無の判断
5. 練習問題 C
6. 数学者たちに感謝
7. WMW検定の定性的理解
①可能な結果の全て
②検定統計量Uの性質
③帰無分布
④棄却域
8. WMW検定の実践的な技術
①標本サイズnが大きい場合のU1とU2の計算
②タイ(等しい値)がある場合のUの計算
9. WMW検定を発明した自然科学者たち
①Frank Wilcoxon
②Henry Berthold Mann と Donald Ransom Whitney
10. 統計学を学ぶための心がけ
11. WMW検定の手順(まとめ)
12. 練習問題 D
3章 第1種の過誤と第2種の過誤
1. 検定の論理の復習
①二項検定の復習
②説明のスタイル
2. 4つの可能性
3. 第1種の過誤
①帰無仮説H0が間違っているとき
②帰無仮説H0が正しいときの「有意差なし」
③帰無仮説H0が正しいときの「有意差あり(P<0.05)」
④「有意差あり(P<0.05)」の意味
4. 第2種の過誤
①帰無仮説H0が正しいとき
②帰無仮説H0が間違っているときの「有意差あり(P<0.05)」
③帰無仮説H0が間違っているときの「有意差なし」
④第1種の過誤と第2種の過誤の性質の違い
⑤「有意差なし」は帰無仮説H0の証明ではない
5. データの解釈と言葉遣いに、気をつける
①「有意差あり(P<0.05)」のとき
②「有意差なし」のとき
第Ⅱ部 統計学の理論的基礎
4章 平均・分散・標準偏差・自由度
1. 例題4:3つの観測値
2. 母集団と標本
3. 平均
①母平均μ(算術平均)
②母平均μ(期待値)
③標本平均x
④不偏推定量
4. 分散と標準偏差の基礎
①μが既知だと仮定する
②偏差
③平均偏差(偏差を絶対値で正にする)
④分散(偏差を2乗で正にする)
⑤標準偏差
5. 母分散σ 2と母標準偏差σ
①偏差と偏差平方和SS
②母分散σ 2(算術平均)
③母分散σ 2(期待値)
④母標準偏差σ
6. 標本分散s2と標本標準偏差s
①偏差の起点に代役を使う
②偏差平方和SSと自由度df
7. 母数と統計量
①母数
②統計量
8. 自由度dfの概念を確立してきた自然科学者たち
①Friedrich Bessel
②Ronald Aylmer Fisher
9. 自由度df
①制約条件と自由度
②偏差に課された制約条件
③統計学における自由度の意味
10. 標本分散s2 の計算の手順(まとめ)
11. 練習問題 E
5章 正規分布と統計理論の初歩
1. 正規分布
①二項分布から正規分布へ
②確率密度
③母数(パラメータ)
④±σ・± 2 σ・± 3 σの範囲
2. 標準正規分布
①μ =0 でσ =1 の正規分布
②標準正規分布表 ③臨界値 z0.05
3. 練習問題 F
4. 標準化
①標準化の簡単な例題
②標準化の視覚的な理解
③標準化して得たzが従う確率分布
5. 練習問題 G
6. 定理1:標本平均が従う確率分布
①標本平均は散らばりが小さい
②散らばりが小さくなる理由
③標本平均xが従う確率分布
④大数の法則
⑤標本分布と標準誤差
7. 練習問題 H
8. 定理2:中心極限定理
9. 定理3:正規分布の再生性
10. 練習問題 I
11. 定理4:2つの標本平均の差が従う確率分布
12. 練習問題 J
13. 定理(まとめ)
6章 t分布と母平均μの95% 信頼区間
1. 例題6:7つの観測値の背後にいる母平均μは?
2. 母標準偏差σが既知の場合の95% 信頼区間
①前提条件
②標本平均の確率分布
③標本平均の標準化
④σが既知の95% 信頼区間
⑤例題の解答(σが既知の場合)
3. 練習問題 K
4. σをsで代用してみる
①σはsで代用するしかないが
②σをsで代用した標準化
5. Gosset が発明したt分布
①Karl Pearson
②William Sealy Gosset
6. 標準化とStudent 化(まとめ)
7. t分布の定性的理解
①t分布は背が低くて幅が広い
②t分布は標本サイズnによって形が少しずつ変化する
③母数(パラメータ)は自由度df ④臨界値 t0.05(df)
8. 母標準偏差σが未知の場合の95% 信頼区間
①公式の導出
②例題の解答(σが未知の場合)
9. 95% 信頼区間の「95%」の意味
10. 母平均μの95% 信頼区間の手順(まとめ)
11. 練習問題 L
第Ⅲ部 母平均μに対する統計解析
7章 関連2群のt検定(対応のあるt検定)
1. 関連2群(対応のあるデータ)の特徴
①例題7.1:サプリメントの効果
②例題7.2:肥料の効果
2. 対応する2つの観測値の差d
①観測値の差に注目
②2つの可能性
3. 帰無仮説H0と対立仮説HA
①前提条件
②帰無仮説H0と対立仮説HA
4. σ dが既知の場合
①検定統計量と帰無分布
②例題の解答(σ dが既知の場合)
5. 練習問題 M
6. σ dが未知の場合
①検定統計量tと帰無分布
②関連2群のt検定の手順(まとめ)
③例題の解答(σ dが未知の場合)
7. 練習問題 N
8. 検定統計量tの定性的理解(3つの判断基準)
①差dの標本平均の効果
②差dの標本標準偏差の効果
③標本サイズの効果
9. 検定統計量tの性質(まとめ)
8章 独立2群のt検定(対応のないt検定)
1. 独立2群(対応のないデータ)の特徴
①例題8.1:サプリメントの効果
②例題8.2:精神障害
2. 標本平均の差
①2つの可能性
②独立2群のt検定の前提条件
③標本平均の差の確率分布
3. 帰無仮説H0と対立仮説HA
4. σが既知の場合
①検定統計量zと帰無分布
②例題の解答(σが既知の場合)
5. 練習問題 O
6. σが未知の場合
①σの推定(その1):2つの標本標準偏差
②σの推定(その2):合算標準偏差sp
③検定統計量tと帰無分布
④独立2群のt検定の手順(まとめ)
⑤例題の解答(σが未知の場合)
7. 練習問題 P
8. 検定統計量tは煩雑
9. 練習問題 Q:Studentのtをシンプルにする
10. 検定統計量tの定性的理解(3つの判断基準)
①標本平均の差
②標本標準偏差
③標本サイズ
11. 検定統計量tの性質(まとめ)
9章 P値
1. 検定の枠組み
2. 2 択だけの判断は不十分
①有意差がない場合
②有意差がある場合
3. P値
①P値の定義
②P値を得たら、まず0.05と比較する
③例題8.1の場合
④「有意差あり」の表記法
⑤「有意差なし」の表記法
10章 一元配置分散分析
1. 一元配置分散分析のデータの特徴
①例題10.1:サプリメントの効果
②例題10.2:ニジマスに与える餌
2. 2つの可能性
3. 一元配置分散分析の前提条件
4. 帰無仮説H0と対立仮説HA
5. 新しい記号:k, N, x
①標本の数(群)k
②観測値の総数Nと総平均x
6. 一元配置分散分析の大まかな流れ
①誤差平均平方(群内分散)MSwithin
②処理平均平方(群間分散)MSbetween
③全平均平方MStotal
④分散分析表
⑤検定統計量F
7. 誤差平均平方(群内分散)MSwithin
①偏差平方和 SSwithin
②自由度 dfwithin
③誤差平均平方(群内分散)MSwithin
8. 練習問題 R
9. 処理平均平方(群間分散)MSbetween
①予備知識の復習
②母分散σ 2の推定
③処理平均平方(群間分散)MSbetween
④偏差平方和SSbetweenと自由度dfbetween
10. 練習問題 S
11. 全平均平方 MStotal
12. 練習問題 T
13. 分散分析表と検定統計量F
14. 検定統計量Fの定性的理解
①分母のMSwithin の役割
②分子のMSbetween の役割
③例題10.1の場合
④F分布と臨界値F0.05
15. 一元配置分散分析の手順(まとめ)
16. 練習問題 U
17. 標本サイズが不揃いのときの計算
11章 多重比較(Bonferroni 補正とTukey-Kramer 法)
1. 多重比較のデータの特徴
①例題11.1:サプリメントの効果
②例題11.2: ニジマスに与える餌
2. アルファベットを使った結果の表示
3. 多重比較の出発点
4. 多重性という課題
①帰無仮説H0が正しいとき
②第1種の過誤と有意水準α
③FWER(全体としての有意水準)
④ライフルで的を狙う
⑤多重性(まとめ)
5. Bonferroni 補正
①Bonferroni補正の方法
②多重比較の欠点
6. Tukey-Kramer法
①Tukey-Kramer法の前提条件
②帰無仮説H0と対立仮説HA
③検定統計量q
7. Tukey–Kramer法の計算
①対戦表
②検定統計量qの分子
③検定統計量qの分母
④検定統計量q
⑤臨界値q0.05(k,dfwithin)
8. Tukey–Kramer法の手順(まとめ)
9. アルファベットの割り当て
①割り当ての方法
②アルファベットの役割(まとめ)
10. 練習問題 V
第Ⅳ部 2 つの変数x とy の間の関係
12章 相関分析
1. 例題12:2 つの変数の関係は?
①例題12.1:かき氷の売上と気温
②例題12.2:ホタルと農薬
2. 新しい記号:(xi, yi)
3. 正の相関と負の相関
4. 強い相関と弱い相関
5. 相関係数rの性質
6. 標本共分散sxy
①偏差の積
②偏差の積の和
③自由度
④共分散の性質(その1):無相関のとき
⑤共分散の性質(その2):正の相関があるとき
⑥共分散の性質(その3):負の相関があるとき
7. 相関係数r
①共分散sxyは単位に依存する
②sxyを標準偏差sxとsyで割る理由
8. 相関係数rの計算
9. 練習問題W
10. 相関の検定
①相関分析の前提条件
②母相関係数ρ
③帰無仮説H0と対立仮説HA
④検定統計量tと帰無分布
⑤例題12.1 の解答
11. より簡便な検定方法
12. 練習問題 X
13. 線形 vs. 非線形(相関係数rの苦手な状況)
14. 対数変換
①実例(その1):北海道の湖沼
②実例(その2):ガラパゴス諸島
15. Spearman の順位相関係数
①順位で散布図を描く
②順位相関係数rsの計算
16. 相関は因果関係の証明にはならない
13章 単回帰分析
1. 例題13:他の変数から予測できるか?
①例題13.1:かき氷の売上と気温
②例題13.2:定量実験における基本的な作業
2. 単回帰分析の前提条件
3. 最小2乗法
4. 回帰直線の性質
①回帰直線が通る点
②回帰直線の傾き
5. xとyを逆にしない
6. y-切片aと傾きbの計算
7. 内挿と外挿
8. 決定係数 r2
①全平方和 SStotal
②残差平方和 SSresidual
③回帰平方和 SSregression
④回帰の恒等式
⑤決定係数(その1):一般的な定義
⑥決定係数(その2):もう1つの定義
⑦決定係数(その3):実際の計算方法
9. 練習問題 Y
10. 単回帰分析における検定と推定
①計算に必要な2つの統計量SSxとMSresidual
②傾きbの必要性を確認する検定
③母回帰係数βの95% 信頼区間
④条件付き期待値E[y|x] の95% 信頼区間(信頼帯)
⑤観測値y の95% 予測区間(予測帯)
付録 解答と付表
解答
付表
索引
Column
片側検定は要注意!
レポートや学術論文、研究につなぐ
期待値を使った母平均μをもう少し詳しく
「不偏分散」という隠語
離散型と連続型の母平均μと母分数σ2の定義
別々の偏差平方和を計算する理由
合算標準偏差spのもう1つの定義式
SSwithinの実際の計算
SSbetweenの実際の計算
SStotalの実際の計算